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2015年11月 3日 (火)

勝手に「伊予のくに一国参りウォーク」(第1回・まとめ)

勝手に「土佐のくに一国参りウォーク」(第4回・最終)まとめ からの続きです。

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<第3日目>(2015/10/10)

6:30ホテルの1階で和食をいただく。

コーヒーも飲めて、ありがたい。

2015_10_487時少し前に愛媛の一番寺・観自在寺に向けて出発。

25キロほどなので比較的ゆったりコースだ。

と、思っていたら遍路道に入るところを素通りしてしまい、国道のトンネル2015_10_49
2015_10_50_2まで来てしまった。

少しウロウロしながら戻り、松尾峠に向かう遍路道に入る。

2015_10_512015_10_528:30「土佐の褐牛(あかうし)」の看板に出会う。

牛は見えなかったけれど「モ~すぐ 伊予やけん ・・・」

畑の畦道は草刈りがしてあり、嬉しくなる。

2015_10_532015_10_54延光寺まであと10.6キロの道しるべ。

「四国のみち(四国自然歩道)松尾峠へのみち」の看板から遍路道に入っていく。

2015_10_552015_10_56少し登るとみかんの木が見えてきたが、実はまだ緑色だ。

「松並木の跡」という看板が立っていた。

「松尾坂の街道全体に松並木があったが戦時中、軍部の2015_10_57
2015_10_58指示により船の用材にするためすべての松並木が伐採され、その根は掘られて松根油(しょうこんゆ)の原料とされた。その堀り跡が街道の各所に残っている。」と書かれていた。

2015_10_59ところどころに石畳が見られた。

途中にベンチがあり、腰を下ろして水を飲んでいるとき、ガサゴトと音がした。

2015_10_60音の方向を見ると、イタチらしきものが立ち上がり、辺りをキョロキョロ見回している。

とりあえずカメラのシャッターを切り、もう1枚アップでと思った時には、姿が見えなくなっていた。

2015_10_61茶屋跡、大師堂を通過し松尾峠に至る。

木製の看板には、松尾峠は土佐と伊予の国境と書かれている。

看板の近くには石塔があり、

2015_10_622015_10_63一つは「従是東土佐國」

もう一つは「従是西伊豫國宇和島藩支配地」とある。

休憩小屋があったので、リュックを降ろし少し休む。

2015_10_642015_10_65どこかの道路ではないが、愛媛県に入った途端に遍路道が整備されている(ような気がした)。

少しずつ下りながら、16キロ先の観自在寺を目指す。

2015_10_662015_10_6730分ほどでトイレのあるところに到着。

ベンチもあったので一休み。

さらに30分ほどで松尾大師のお社に到着。

2015_10_682015_10_69写真を撮って記録に残す。

途中の民家の脇に大きなオレンジ色のカボチャたちが並んでいた。

2015_10_70_22015_10_71よく見るとそれぞれの上に小さな緑色のかぼちゃも乗っていた。

そういえばハロウィンも近いんだ…。

2015_10_722015_10_73遍路道の道しるべもいろんなタイプがあるが、木の板の「へんろみち」という文字部分が切り抜かれているのを初めて目にした。

中川沿いにしばらく進む。

2015_10_742015_10_75途中に「とよた茶堂」という休憩所があったが、ここは通過。

が、その先にベンチがあり、「へんろさん用 福助」と黄色い文字で書かれている。

2015_10_762015_10_77ここではやはり一休みすべきでしょう…。

川を渡る電線に何やら鳥が止まっている。それも何匹も…。

2015_10_782015_10_79「でんせんに♪ スズメが三羽…♪」ではなく、何やらでかい。

トンビですかね…

2015_10_802015_10_8114:30第40番札所・観自在寺に到着。

参道で高校生たちがお接待を待ち構えていた。

先に本堂、大師堂をお参り。

2015_10_82_22015_10_83大師堂のさい銭箱の上に独鈷が乗っていた。

山門に向かうと「休んでいってください」と声をかけられる。

ベンチに腰かけると、高校生がドーナッツとお茶を持ってき2015_10_84
2015_10_85てくれた。

「ティッシュもどうぞ」と愛南町のゆるきゃら・なーしくんが描かれたポケットティッシュをいただいた。

2015_10_86地元の高校生で、愛南町観光協会のお接待にボランティアで参加しているとのことだった。

今夜は観自在寺の宿坊泊まりだ。

午後3時になったので宿坊の受付に向かう。

近所の地図をいただき、夕食のとれるお店を教えてもらう。

部屋に案内される。

布団が隅に重ねておかれ、テーブルの上にはお菓子とお茶のセットが置いてあった。

今夜の宿泊は一人遍路の方が3人、ご夫婦とご家族の方が1組?のようだ。

早めにお風呂と洗濯機を使わしてもらい、乾燥まで終わったところで夕食に出かけた。

乾燥機は200円。

廊下においてある浴衣は100円とのことだった。

<第4日目>2015/10/11

「朝は何時に出発しても構いません。鍵は自分であけてください」とのことだった。

4時過ぎには目が覚めていたが、隣から音が聞こえるまでは静かに過ごした。

夕べ、ローソンで買っておいたパンとヨーグルトで朝食。

今日は先が長いので早めに出発しようと、5時半に玄関のカギを開けて外に出た。

なんと雨が降っているではないか…。

懐中電灯は出してあったが、まさか雨が降っているとは。

2015_10_87そんなに強い雨ではなかったので、カッパは着ずに、リュックには雨よけをかけ、菅笠にはビニールの覆いをつけて、折り畳み傘をさして出発した。

幸い、歩き始めてから30分ほどで雨は上がってくれた。

2015_10_88御荘港を眺めながら国道56号沿いを歩く。

八百坂峠を越え、室手海岸を眺めながらしばらく進むと民宿ビーチの看板が見えてきた。

2015_10_892015_10_90実は当初、観自在寺ではなく、ここに泊まりたいと思って2度電話したのだが、満室とのことで宿泊できなかったのだ。

歩く距離からいえば、観自在寺から8キロほど進んだこの2015_10_91
辺りが良いのだが、泊まれるところがないのだ。

確かに混雑しているようで、駐車場には車がびっしり止まっていた。

前方の山の上に風力発電の風車が並んでいるのが見える。

2015_10_927:50「柏坂へんろ道案内図」の大きな看板前に到着。

これから進む道を確認する。

標高の高いところは460mと書かれていた。

2015_10_932015_10_94海沿い(海抜数メートル)からの登りなので、460メートルといえども覚悟が必要のようだ。

柏坂休憩地の表示に従って少しずつ登っていく。

2015_10_96途中に「おせったい はなばたけ」のカラフルな看板に出会う。

が、カラフルなのは看板だけだった。

遍路道に入るとすぐに野口雨情の歌碑が立っていた。

「沖の黒潮荒れよとまゝよ 船は港を唄で出る」とある。

思わず、「兄弟船」の歌詞が頭に浮かんできた(少し違う!)。

2015_10_972015_10_988:40柳水大師に到着。

祠の隣には竹の樋で水がちょろちょろ流れていた。

20分ほど緩やかに昇り、ちょっと下ったところで清水大師2015_10_99
2015_10_100に到着。

こちらは水が出ている様子はなかった。

9:15宇和島が一望できる「つわな奥展望台」に到着。

2015_10_1012015_10_102あいにく曇っていて、展望はいまひとつ…。

ここから先の道はシダが生い茂っていたり、倒木があったり、木の根っこが出ていたりと少し荒れていた。

2015_10_1032015_10_104再び国道56号に合流。

12:20万願寺に到着。

12:55松尾トンネルが見えてくる。

雨ならトンネルを選ぶだろうが、天気もいいし今回は峠越えを選択。

2015_10_1052015_10_106トンネル入り口の左側に、へんろ道の案内板とともに休憩所が見えてくる。

「おへんろさん休憩所 てんやわんや王国」の看板がかかっている。

2015_10_1072015_10_108ここで昼食、といってもいわゆる行動食だ。

今回はカロリーメイトの他にソイジョイとバランスパワーを持ってきた。

2015_10_1092015_10_110出発しようとリュックを背負い振り返ってみると、小屋の壁に見事な落書き…。

へんろ道は倒木があったり、土砂があったりで少々荒れていたが歩くのは問題なし。

2015_10_1112015_10_11230分ほどで頂上に到着。

「わん屋」の表札がかかったヘンロ小屋で一休み。

へんろ道を20分ほど下ると採石場に着く。

2015_10_1132015_10_114今日は休みなので作業をしていないが、ここをダンプカーが通るとほこりが舞い上がりそうで、お遍路さんにはつらいんじゃないかな…。

再び(三度、四度…?)国道56号に出る。

2015_10_1152015_10_116「松山まで100㎞」の道標。

宇和島市街に近づくにつれて、車も人も増え、高い建物が見えてくる。

2015_10_1172015_10_118前方の高台に宇和島城が現れ、「おいで、おいで」をしているが、さすがに2つの峠越えと40キロの歩行でバテバテ…。

城を横目に見ながら、今夜の宿泊場所である宇和島駅近2015_10_119
2015_10_120くのホテルを目指す。

16:10宇和島ターミナルホテル到着。

狭いながらもユニットバスにお湯を張り、ゆっくりとつかっ2015_10_121
た。

清潔感があり、人に気をつかわずにゆっくりできるので、ビジネスホテルはありがたい。

駐車場わきのコインランドリーで洗濯をしている間に街を散策。

夕飯を食べるところをあちこち探して、結局最初に見つけた「かどや」という郷土料理のお店に入った。

(後で調べてみたら、古くからある有名なお店だったようだ)

鯛めしにしようかと迷ったが、お値段も見つつ「さつま定食」を注文した。

「さつまとは、焼き魚の身をほぐし、麦みそとすり合わせた汁を麦ごはんにぶっかけた郷土料理です」とのことで、美味しくいただいた。

<第5日目>(2015/10/12)

2015_10_122ローソンで買ったパンとヨーグルトで朝食をとり、6時に出発。

ホテルの近くにある龍光院というお寺をまず訪ねた。

「四国霊場 開創一二〇〇年 お大師さまの道 四国別格二十霊場会」の2015_10_123
看板を見ながら、階段を登る。

と、いきなり屋根が地面に置いてある?

のではなく、8月25日に通過した台風25号の影響で手水場2015_10_124の屋根が被災2015_10_125したとのことだった。

関東では被害はなかったが、九州だけではなく四国でも結構被害が出ていたようだ。

2015_10_1262015_10_127灯篭も倒れていたので、相当な風が吹いたのだろう。

16:30お参りを済ませ、次の札所・龍光寺を目指して歩き始めた。

2015_10_1282015_10_129途中、裏道の脇に達磨さんの石仏?を発見。

1両編成の電車?がゴトゴトと走っていく。

8:35第41番龍光寺に到着。

2015_10_1302015_10_131本堂と大師堂をお参りし、納経所で墨書・朱印をいただく。

ここから次の仏木寺までは地図では2.6キロの表示。

遍路道の案内板は4.5キロとある。

2015_10_132どちらにしても、そんなに時間はかからないはずと思いながら歩き始めた。

道しるべに従って歩いていくと、農家の裏を通り、湖(中山湖)の土手に出た。

2015_10_133ここに表示はなく、左か右か迷いながら左に進む…。

が、しばらく行っても遍路道の案内がなく、戻って右の土手を行ってみる。

湖に映る小高い山の緑と白い雲が何とも美しい。

2015_10_134もう少し季節が進み、紅葉する時期にきたいものだ…などと思いつつ歩くが、どうも道が違っているような気がしてくる。

結局、地図にある道を行った方が間違いない思い、いったん龍光寺に戻る。

2015_10_135振出しに戻って歩き始めるが、またも先と同じ湖の土手に出てしまう。

「お大師さんが何か試そうとしているのか…」「迷うのもまた修行!」と1時間のロスも飲み込むことにして、湖の左側の道を行ってみることに…。

2015_10_1362015_10_137やっと見つけた道しるべ!

「へんろ道 →」と手書きされた紙皿?が木にぶら下がっていた。

2015_10_1382015_10_139途中で2度、地元の方に道を聞きながら、10:50第42番仏木寺に到着。

1時間は余分に歩いたようだ。

2015_10_1402015_10_141仏木寺を出て、歯長峠に向かう。

石畳になっているところもあり、歩きやすい。

歯長峠の手前にある表示には登りの階段を前にして

2015_10_1422015_10_143「きついのは最初だけ 峠まで20分」とご丁寧に書かれていた。

歯長隧道(トンネル)に入る。

2015_10_1442015_10_145出口は見えるのだが、「暗い・狭い・歩道がない」

念のためにと持っていた懐中電灯を点ける。

トンネルを抜けると、西予市(せいよし)に入る。

2015_10_1462015_10_147次の明石寺まではあと7キロちょい。

歯長地蔵の隣りに、「遍路の墓」と書かれた古い石仏が並んでいた。

2015_10_1482015_10_149行き倒れになったお遍路さんを地元の方が弔ってくれたのだろう。

13:00番外霊場 道引大師前を通過。

2015_10_1502015_10_15114:05第43番明石寺に到着。

階段を昇り、仁王門を抜けると立派な本堂が見えてくる。

今回の区切り遍路はここで最後となるので、念入りにお参2015_10_152
2015_10_153りし、おさい銭もちょっと多めにした。

納経所で卯之町駅の場所を聞くと「3歩下がって右手を見てください」。

2015_10_1542015_10_155そこにある「れきはく(歴史文化博物館」の案内板に従って山越えをすると早いとのこと。

時間があったら寄ってみたいと思ったが、今回はパス。

2015_10_1562015_10_157「卯之町伝統的建造物群保存地区」の古い町並みを抜け、駅に向かう。

途中、ミッキー&ミニー、他の石像が飾ってある家があり、思わずパチリ!

2015_10_15815:12JR卯之町駅に到着。

今回の遍路はここで終了。

トイレで着替えをし、特急宇和海で松山に向かった。

<番外?>

帰りのバスまでに時間があったら、道後温泉に行って一汗流したいと思っていたのだが、行き返りの時間を考えるとちょっと無理…。

2015_10_159が、なんと松山駅前に複合施設があり、天然温泉があるではないか!

大きなリュックが入るロッカーもあり、大助かり。

休日なので混雑していたが、大きな風呂にゆったりつかれ、570円はうれしい。

次回も松山駅を使うことになるので、またお世話になるだろう。

駅前のラーメン屋さんで味噌ラーメンと餃子を食べ、19:30コトバスエクスプレスに乗車。

 

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