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2012年11月20日 (火)

勝手に「さぬき一国参りウオーク」(後半)を終えて

休日出勤の振替えと土日を含めて5連休がとれることになった。

(というか、半ば強引に休暇を並べたということでもあるのだが…)

となれば、やり残しているあれをやるしかない。

というわけで、2か月前の9月半ばに前半を終えていた「さぬき一国参りウオーク」の後半を敢行することになった。

2012_11_20_1_211月15日(木)の夜、新宿から夜行バスで翌16日(金)の朝、香川入り。

お天気は上々だ。

歩く態勢をととのえて、前半の最後のお寺・第77番札所・道隆寺を目指2012_11_20_2_2
す。

多度津駅から案内に従って歩くと、10分ほどで到着。

前回お参りはしているが、2か月ぶりなので旅の安全も祈願して、お賽銭2012_11_20_3_2
も少し多めに…。

10時過ぎに道隆寺を出発し、第78番札所・郷照寺に向かう。

7キロのコースなので1時間半もあればと思っていたのだが…。

2012_11_20_4_2途中でへんろ道に入り、シールの案内で進んでいったが、結構草生した道になったり、放し飼いの犬にほえたてられたり…。

おまけに「四国のみち」の案内柱の指差す方角がいまひとつビミョーで、入っていった先の墓地で迷子になってしまったり。

2012_11_20_5_2あと2キロというところで道を失ってしまい、確か高台にあったはずという思い込みで山を登り始めたが…。

中腹まで登ったところにイラストの地図看板があり、よく見ると郷照寺はふもとの方だった。

2012_11_20_6_2結局、2時間ちょっとかかって郷照寺に到着。

「道に迷うのも修行」と自分に言い聞かせてお参りを済ませる。

お昼は朝の残りのパンを美味しくいただく。

2012_11_20_7_2郷照寺から次の第79番札所・天皇寺までは、県道沿いに約6キロ。

お遍路シールもしっかり貼られていて、迷わずに1時間ちょっとで到着。

平日のせいか、お参りしている人も少なめだ。

2012_11_20_8_2ろうそくを立て、線香をあげて札を納め、お賽銭をあげて般若心経を唱える。

そして写真も撮る。

2012_11_20_9_2天気がよく半袖で気持ち良く歩く。

が、西日が背中をほてらせ、汗がふきだす。

次の第80番札所・國分寺までは7キロ、1時間15分ほどで到着。

2012_11_20_57門前に立派な松の枝が張り出している。

境内も広く立派なお寺である。

四国霊場ミニ八十八ヶ所巡りの石像がぐるっと並んでいる。

2012_11_20_10_2今日の予定はここまで。

国分寺駅まで歩き、電車で宿としている息子の住まいまで戻る。

11月17日(土)

昨日からの約束で息子も一緒に歩くことになっていた。

が、天気予報通り外は雨。

これから昼にかけて強く降るとのことで少々心配。

8時過ぎの電車に乗り、息子と一緒に国分駅へ。

駅を出て國分寺まで傘をさして歩く。

2012_11_20_11_2昨日もお参りをしているが、息子と一緒にお参りをする。

縁結びの看板が出ていたので、とくに娘の良縁をお祈りしお賽銭をはずむ。

2012_11_20_56_29時半に出発。

國分寺をぐるりと回り込んだところでちょっと迷い、しばらくうろうろしたところで道標を発見。

案内に従って、次の第81番札所・白峯寺を目指す。

最初は平たんな道だったが、徐々に山登りの様相を呈してきた。

それとともに雨も強くなってきた。

二人の傘は折り畳み傘。

おすぎはオーバーズボンにリュックカバーもあったので、息子にポンチョを着させる。

2012_11_20_12_2「お父さん、これ山登りだよねェ」と息子。

丸太の階段が膝にきつい。

1時間ほど登ったところで1本松の分岐に出る。

2012_11_20_13_2左に行けば白峯寺、右に行けば根香寺。

まずは白峯寺だ。

しばらく県道を行くと自衛隊の演習場が左手に現れる。

2012_11_20_16_2と途中のフェンスに「へんろ道」の札が目に付いた。

それに従い、金網のフェンス沿いにへんろ道を進む。

しばらく歩くとどうも様子がおかしい。

いつのまにか演習場の中に入ってしまったようだ。

戻ろうかどうしようかと悩み始めた時に、前方に集団が見えた。

「あ~、やっぱりこれでいいんだ」と思いながら、雨でぬかる坂道を下っていった。

しばらく行くと、先の集団が止まっている。

否応なく追いつくと「兄さんたち、この道でええんかいのう?」(確かそんなニュアンスで)と聞かれる。

「えっ、皆さんが前を歩かれているんでついてきたんですが…」

立ち止まっている年配の20名ぐらいの集団を残して先に進んでみた。

と突き当りにフェンスが…。

右側の坂を上り始めたが、しばらく行くとこれもフェンスに突き当たる。

息子と一緒に戻り始めると、何と集団の皆さんもすぐ後ろについてきていた。

結局、強い雨の中、30~40分の時間をロスして迷い込んだ道を戻った。

2012_11_20_14_2再び霧の中の県道を白峯寺に向かって進む。

11時半に到着。

強い雨に風も出てきて、結構寒い。

2012_11_20_15_2本堂、太子堂のお参りを済ませたところで、後ろから来た集団に追いつかれた。

お昼の時間だが、手持ちは朝買ったパンしかない。

駐車場の近くに白峰パークセンターがあり、看板に「喫茶・軽食」とあったので迷わず飛び込んだ。

客はおすぎと息子のみ。

2012_11_20_17_2温かいものをということで、豚骨ラーメンを注文。

これがとても美味しかった!

再び雨の中を歩き、一本松までは来た道を戻る。

2012_11_20_18_21時間半ほどで第82番札所・根香寺に到着。

紅葉が雨に映えてきれいだった。

お参りを終えて寺を出ようとしたところで、先ほども一緒になった老々男女2012_11_20_19_2
の皆さんに追いつかれる。

話しによると、岡山からいらしてる皆さんで、足掛け5年かけてここまで回ってこられたとのこと。

2012_11_20_54岡山を朝バスで出て、いくつかのお寺を歩いた後、また岡山にバスで帰るという繰り返しのようだ。

あと6寺、今年中には結願できるのではないか。

事前に立てた「緻密」な計画では、この後に次の一宮寺まで歩くことになっていたのだが、時間がすっかり押してしまい断念。

雨に打たれての山登りや豚骨ラーメンをゆっくり食べてのお昼、迷い道で2012_11_20_20_2ロスした時間等々…。

息子と一緒に歩くことでペースも落ちたのかもしれないが、冷たい雨の愚痴を言い、豚骨ラーメンを美味しいと一緒に食べ、道に迷ってもアハハハと笑ってやり過ごせたのは何よりもうれしくありがたかった。

結局、一番近くの駅まで歩こうということになり、地図で見た香西駅を目指した。

が、相変わらずで、しばらくさぬき浜街道を歩いた後で立ち寄ったコンビニで最寄駅を聞くと「一番近いのは高松ですかね」とのこと。

ちょっと方角がずれてしまっていたようだ。

息子も大分疲れてきたようだが、弱音を吐きながらも歩き続ける。

2012_11_20_21_3と、途中で歩行者用の一時停止のマークがちょっと違うことに気付いた。

人の左右の足あとマークは分かるとして、その間に挟まっている3本指のようなものは何?

自転車? 犬の足跡? チ・・?

息子との話がはずむ。

2時間ちょっとで高松駅に到着。

今日はここまで。

2012_11_20_22_2翌日はうって変わっての晴天。

琴電に乗って一宮駅で下車。

ホントは昨日の最後のお寺・根香寺まで戻って、そこから次のお寺に向か2012_11_20_23_2
わねば「線」はつながらないのだが、まぁそこは時間の関係もあり、今回はスキップさせていただいた。

駅から8分ほどで、第83番札所・一宮寺に到着。

2012_11_20_24_29時を少し過ぎたところだが、日曜日ということもあってか参拝客の姿が目に付いた。

お参りを終えて、9時半に出発。

2012_11_20_25_2次の屋島寺までは約17キロ。

国道11号を高松駅方面に向かって進む。

途中でどこかを曲がり、へんろ道に入るはずだったが標識に気づかず、そのまま国道を進んだ。

11時15分に栗林公園に到着。

20数年前に仕事で来た際に寄って以来だが、今回は時間がないので通過。

JR高徳線と琴電志度線に挟まれた11号線沿いに進む。

2012_11_20_26_2当初、屋島は「島」だと思っていたのだが、途中の道路標識に「Mt.yashima」とあり、「島」ではなく「山」であることがわかった。

行く先の左手に、長く横たわった屋島が見えてきた。

が、歩いても歩いてもなかなか近づかない。

2012_11_20_27_212時にやっと屋島に到着し、第84番札所・屋島寺を目指す。

あと2キロの表示。

へんろ道が「登山道」に合流。

2012_11_20_28_2またもや山登りに突入。

ひと汗かかされ、30分ほどかけて12時40分に屋島寺に到着。

広い境内に団体客も多く、たくさんの人出があった。

2012_11_20_29_2太師堂のはずれのベンチで、朝駅前で買ってきたパンで昼食をとった。

お参りを済ませ、登ってきた坂を今度は下り、次の85番札所・八栗寺を目指す。

2012_11_20_30_21時間半ほどで八栗寺ゆきのケーブル乗り場に到着。

へんろ道はケーブル乗り場の脇に立つ山門をくぐって登っていくのだが、ここでも時間と体力を省略させていただき、ケーブルを使わせていただいた。

2012_11_20_31_215分おきに発車するケーブルに乗り、4分で下車。

すぐに八栗寺が見えてくる。

まだ緑の多いもみじ越しに多宝塔が鮮やかな朱色を放っていた。

2012_11_20_33_2お参りを終え、往復で買ったケーブルでふもとに下る。

ケーブルで下ったことでへんろ道を外れてしまったようで、再び国道11号線の案内に従って次の第86番札所・志度寺を目指す。

2012_11_20_34_2お寺の納経所は午後5時で閉まってしまうので、その前にお参りを済ませなければならない。

アスファルトの車道は多少距離は長くなってしまうが、おへんろ道で迷ってしまうよりは確実に次の場所に着ける。

ハイスピードで気合いを入れて歩く。

あと1キロほどのところで、前方に途中で何度か見かけた歩き遍路の男性に追いついた。

あいさつして話しはじめる。

その方は名古屋の方で、ちょうど2か月休みが取れたので、通しで歩き遍路をしているとのこと。

明日で結願の88番札所にたどり着く。

34日間で回り終るとのことで、結構速いペースなのではないだろうか。

結願した後は、お礼参りに1番札所・霊山寺まで行き、その後高野山に参るという。

2012_11_20_35午後4時半過ぎに第86番札所・志度寺に到着。

時間を気にしながらも、本堂、大師堂をお参りし、立派な五重塔をしばらく眺めた。

2012_11_20_36納経所で記帳・押印をしてもらい、本日のお勤めは終了。

JR志度駅から高松経由で足場としている息子の住まいに向かった。

11月19日(月)、今日が最終日。

2012_11_20_385時起きし、6時ちょっと過ぎの電車に乗った。

ホントなら、昨日の終点・志度寺まで戻らねければならないのだが、またちょっとズルをさせてもらい、琴電で長尾駅まで。

駅から3分のはずなのだが、またうっかり曲がるところを間違えてバスセンターに。

そこにあったコーヒーの自動販売機で久しぶりのコーヒーを飲む。

しばらくウロウロした後で通りかかった方に道を尋ねると、後ろを指差されて「反対側ですよ。あそこの案内板が見えますでしょ」。

何と後ろを振り向きさえすれば案内板が見えたはずなのに…。

2012_11_20_3910分以上かけて、第87番札所・長尾寺に到着。

8時をちょっと過ぎたところだったが、すでに先に来た方がお参りをしていた。

2012_11_20_40お寺の方が庭を掃いたり、戸をあけたりしていた。

8時半。お参りを済ませ、最後のお寺、第88番札所・大窪寺を目指して歩き始める。

2012_11_20_41ガイドブックでは、長尾寺から大窪寺までは17キロ・4時間となっている。

しばらく車道沿いに歩いた後、並行して走るアスファルトのへんろ道に入る。

2012_11_20_421時間ほど歩いたところで、おへんろ交流サロンに到着。

せっかくなので寄ってみることにした。

と、昨日、志度寺に向かう途中で一緒になった名古屋の方が係の人から2012_11_20_43
説明を受けていた。

あいさつすると「早かったですね~」と驚かれた様子なので、

「すみません、またズルしまして、今日は長尾寺まで電車できました」と答2012_11_20_44
えた。

展示物をザーッと眺めて、トイレをお借りし再び歩き始めた。

途中の案内板に、女体山越えで大窪寺に向う場合には、車道沿いに比べ2012_11_20_45
1時間余分にかかると書かれていた。

あまり無理はしたくないと思いつつ、10時を過ぎた頃には山道に入り始める。

2012_11_20_46沢沿いの道を行き、女体山の登りに入り始めると道が厳しくなってきた。

丸太の階段を登り、ごつごつした岩肌を登り、手すりやホールドを頼りに登っていく。

2012_11_20_47いっきょに視界が開け、女体山の山頂(776m)に出る。

ひとしきり下った後、登りに入り、そして再び下る。

最後の下りは階段状で膝に負担がかかるが、テンポよく下っていく。

2012_11_20_4812時20分、ついに結願の大窪寺に到着。

団体客あり、家族連れありで、今回歩いたお寺のなかでは一番にぎわっていた。

2012_11_20_49紅葉もきれいだ。

大師堂、本堂でお参りし、最後の般若心経を唱える。

感慨というほどではないが、何かホッとした気持ちになった。

2012_11_20_51納経所で墨書き・押印をしてもらう。

「四國八十八番 結願所」の朱印がうれしい。

境内を巡っているうちに、「広島原爆の火」がともっていることに気が付い2012_11_20_50た。

こんなところにまで、原爆の火がともり続けていることに意を強くした。

門前に軒を連ねるお店でうどんを食べようと入ったが、混んでいるのであきらめた。

バス停には並んでいる人もいたが、近くのベンチでバナナをほおばった。

2012_11_20_53バスが到着するときにはかなりの人の列ができ、乗り切れるかちょっと不安になる。

幸い何とか座れ、1時30分発のさぬきコミュニティバス志度~多和線に乗って志度駅に向かった。

これで9月に勝手に始めた「さぬき一国参りウオーク」は終了である。

残る3県も回ってみたい思いはあるが、香川のように息子の住まいから「通勤」するわけにはいかない。

テントを背負って回るほどパワーはないので、宿舎を確保してということになる。

落ち着いたらまた考えてみよう。

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勝手に「さぬき一国参りウオーク」(前半を終えて)

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