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2008年1月13日 (日)

お母ちゃんの涙

お母ちゃんの具合が悪い。

介護老人施設に入所しているお母ちゃんの具合が芳しくない。

12月中旬に何度か吐いた後、暮れには食事があまり食べられない日が続いていた。

12月30日が88歳の誕生日だったので、小さなケーキを持って顔を見に行ったが、食べることはできなかった。

帰るときには弱気な言葉を口にしていた。

1月になって兄貴から電話が入り、病院で検査した結果、何か食道に障害ができ、上手く飲み込めないのだということだった。「話しもしなくなったし、もうあまり長くないかも知れないよ」

寝たきりになっちゃってるのかな・・・、と思いつつ、何か食べられるものがあればと、カステラやプリンなどをもって、連れ合いといっしょに顔を見にいった。

一人部屋に移っていて、ちょうど湯冷まし? を吸いのみで飲ませてもらっているところだった。

顔色もよく、誰だか分かったらしくうれしそうに笑ってくれた。思ってたよりはずっと元気そうだった。

「朝ごはんは食べましたよ。お昼は少ししか食べなかったけど。」と介護の方が教えてくれた。

痰が切れなくなったようで、時々吸引をしてもらっているようだ。

こちらから話しかければ応えようとして、一言返してくれるが、それ以上は上手く言葉が続かない。

舌が小刻みに動き、何かしゃべりたいのにうまく言葉にできないようだ。

しばらくそばにいて、話しかけたり、話すことを聞き取ろうとしながら過ごした。

帰ろうと「じゃあね、また来るからね」と手を振ると

出ない言葉で「さみしいよぉ」と言って泣き始めた。

連れ合いがお母ちゃんの顔をなぜながら「泣かないよ~。また来るからね。ごはん食べてね。」と。

10月に亡くなった連れ合いの父親も、最後に見舞いに行った帰り際には、管につながれ動けない顔をくしゃくしゃにしながら泣いていた。

お母ちゃん、いつまで生きていてくれるんだろう・・・。

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