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2007年1月15日 (月)

「平和」を見つめる若い感性(現代学生百人一首)②

今年で20回目となる東洋大学「現代学生百人一首」の入選作品が発表された。

その中から、昨年と同じように「戦争」や「平和」について詠まれた歌を拾ってみた。

戦争の終わりの証は何ですかイラクの瓦礫に立つ子どもたち
(茨城県 高校2年生)

「俺はシベリアまで行った」寒い夜には祖父の十八番の英雄譚聞く
(埼玉県 高校3年生)

Hiroshima Day 皆の痛みを解き放つように水面に揺れる灯篭
(ブラッドフォード大学 大学院1年生)
 

また、同じ様な取り組みが他大学でも行われており、昨年同様ホームページに掲載されている作品をあわせて拾ってみた。

ただ、私にはこれらを評する力はないので、「優秀賞」や「佳作」の別なく、戦争や平和について触れている作品を選んでみた。

第5回同志社女子大学「SEITO百人一首」短歌コンクール

透明な世界という名のビーカーに飽和をしない平和の雫
(京都府 高校1年生)

くり返すダ・カーポのように戦争を止めなくてはわたしたちの手で
(滋賀県 高校3年生) 

戦争の報道合間に流される格闘ゲームのCMの音
(兵庫県 高校3年生)

不戦への誓いをたてる15日海の向こうで銃声止まぬ
(青森県 高校1年生)

人間の尊厳とは何ぞやと我に問うてるアウシュビッツ展
(大阪府 高校3年生)

昔から変わらぬものはこの空と人と人とが殺し合うこと
(大阪府 高校3年生)

十八年私が育った日本は平和を愛する自慢の母国
(高知県 高校3年生)

龍谷大学第4回青春俳句大賞

老犬の体の熱や原爆忌
(東京都 大学1年生)

戦争の予感海月の生まれけり
(東京都 高校1年生)

「戦争は・・・」私も涙が溢れてた
(北海道 中学3年生)

じいちゃんは戦友の墓はなれない
(秋田県 中学生)

原爆の落ちた同じ日青い空
(神奈川県 中学3年生)

閃光の時をとどめてドーム立つ
(山梨県 中学3年生)

「戦争」や「平和」について、純粋で敏感で真剣に考えている高校生ら若い世代

私も含めて、「どうせ・・・」とつい斜に構えてしまう大人にとってはまぶしい感性だ。


昨年書いた記事はこちら
 → 「平和」を見つめる若い感性(現代学生百人一首)

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