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2006年5月 3日 (水)

憲法記念日に(7連休・・・5日目)

2006_5_3_1 ご存知の方も多いかと思いますが、「あたらしい憲法のはなし」という小冊子があります。

文部省が1947年5月3日に施行された新しい憲法(現日本国憲法)を広めるために、中学校1年生用の教科書として1947年8月に発行したものです。
もちろん手元にあるのは当時のものではなく、
日本平和委員会が発行した復刻版ですが。

今回、この小冊子をながめてみて、改めて「へぇ~」と関心をひかれるところがありました。
そのひとつは、「一 憲法」に書かれている前文に関する次の部分です。

  この前文には、だれがこの憲法をつくったかということや、どんな考えでこの憲法の規則ができているかということなどが記されています。この前文というものは、二つのはたらきを2006_5_3_2_1 するのです。その一つは、みなさんが憲法をよんで、その意味を知ろうとするときに、手びきになることです。つまりこんどの憲法は、この前文に記されたような考えからできたものですから、前文にある考えと、ちがったふうに考えてはならないということです。もう一つのはたらきは、これからさき、この憲法をかえるときに、この前文に記された考え方と、ちがうようなかえかたをしてはならないということです。

続けて次のように書かれています。

 それなら、この前文の考えというのはなんでしょう。いちばん大事な考えが三つあります。それは、「民主主義」と「國際平和主義」と「主権在民主義」です。「主義」という言葉をつかうと、なんだかむずかしくきこえますけれども、少しもむずかしく考えることはありません。主義というのは、正しいと思う、もののやりかたのことです。

そしてこの「国際平和主義」を実現するために定められたのが「戦争の放棄」なのです。

もうひとつは、第九十九条の「憲法尊重擁護の義務」にふれた部分。
 
「十五 最高法規」
 憲法は、國の最高法規ですから、この憲法できめられてあることにあわないものは、法律でも、命令でも、なんでも、いっさい規則としての力がありません。これも憲法がはっきりきめています。
 このように大事な憲法は、天皇陛下もこれをお守りになりますし、國務大臣も、國会の議員も、裁判官も、みなこれを守ってゆく義務があるのです。また、日本の國がほかの國ととりきめた約束(これを「條約」といいます)も、國と國とが交際してゆくについてできた規則(これを「國際法規」といいます)も、日本の國は、まごころから守ってゆくということを、憲法できめました。
 みなさん、あたらしい憲法は、日本國民がつくった、日本國民の憲法です。これからさき、この憲法を守って、日本の國がさかえるようにしてゆこうではありませんか。

「あたらしい憲法のはなし」の全文はこちらでご覧になれます→青空文庫

日本国憲法もまもなく60歳。還暦を迎えます。
ぐるっと回った暦のように、もう一度新鮮な気持ちで60歳になる憲法を素直に受けとめ、噛みしめたいと思います。

子どもたちに「お父さん、日本のあの憲法はどうしちゃたんでしょうね・・・」と言われないためにも。

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