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2006年1月15日 (日)

「平和」を見つめる若い感性(現代学生百人一首)

私立大学が主催し、全国から生徒や学生が応募し入賞した作品が新聞やホームページに掲載されている。
その中で、「平和」を見つめる短歌や俳句を拾ってみた。
残念ながら私にはこれらを評する力がないので転載のみさせていただくが、彼らの「平和」を見つめる若い感性はまぶしい。

◆龍谷大学第3回青春俳句大賞

この道に突っ立ったまま原爆忌
(京都府龍谷大学3年生)

◆第19回東洋大学「現代学生百人一首」

祖母が言う戦地に向かう祖父の背を涙こらえて送った日のこと
(山形県真室川高等学校2年生)

何回も観てはいるのにその度に「火垂るの墓」に涙する母
(神奈川県神奈川大学附属中学校3年生)

「じいちゃんはあの日ヒロシマにおったんよ」祖父在る奇跡悦ぶ八月
(兵庫県姫路南高等学校2年生)

悲劇の日忘れられない60年止まったままの11時2分
(高2女子)

◆第4回同志社女子大学「SEITO百人一首」

映された沖縄の青い海を汲むさっき麦茶を飲んだコップは
(奈良県二階堂高校1年生)

予定日を告げられし姉のラジオから遠きイラクで散りゆく命
(青森県八戸西高校2年生)

連ドラの直前5分のニュースには“今だけ”を生きる少年の声
(京都府同志社高等学校1年生)

雲の峰 宙 ( そら ) 舞う鳥も 鉄鋼 ( てつはがね ) 蒼く哀しい沖縄の空
(大阪府天王寺高校1年生)

悲しみと喜びを抱き青年の若き体が爆弾と化す
(シンガポールISSインターナショナルスクール1年生)

地球には国境のない理にアンネの薔薇はひそやかに咲く
(茨城県下館第一高校4年生)

明日まさかB52は来ないだろうクッキーかじる音が聞こえる
(福岡県嘉穂高校2年生)

開戦を現地で告げるレポーター背後で散りゆく命の声は
(和歌山県和歌山信愛女子短期大学附属高校2年生生)

銃声に震える孤児を夢に見た悲痛な寝覚めの八月の朝
(茨城県下館第一高校1年生)

◆國學院大學第9回全国高校生創作コンテスト

爆音を響かせ飛ぶは軍用機横田の空へ吸い込まれゆく
(山梨県身延山高等学校3年生)

行脚する八月六日の雲のない広島の空平和を祈る
(山梨県身延山高等学校2年生)

飛車の駒 まっすぐ進む 原爆忌
(青森県三本木高等学校3年生)   

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