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2005年10月12日 (水)

あれから5年・・・10(元同僚へのメール)

8月24日に連れ合いが乳がんの告知を受けました。

6月いっぱいで退職し、専業主婦に意欲(?)を燃やしたのもつかの間。7月中ごろに乳房のしこりが気になりはじめ、近くの病院へ。
そこでは悪い病気ではないとの診
断だったものの、本人は心配し大学病院へ。血液検査では問題なかったものの、細胞検査でガンが見つかり、「最悪の場合はお正月は迎えられないかも」との医者の話。

途中まで迎えに行き、池袋の西口公園で二人で泣きました。
よそさまからは、まるで中年の二人が別れ話でもしているように見えたことでしょう。

その後、超音波(エコー)やMRI(磁気共鳴・・・磁力を使って全身の断層写真をとるらしい)アイソトープなどの検査を経て、とりあえず今の段階では他に転移はしていないので、乳房のしこりをとり切れば大丈夫ではないかということになりました。
乳房温存療法で乳房も残せるのではないか。ただし、開けてみないとわからないところもあるが・・・。

告知を受けた日に入院の申し込みをしたものの、ベッドが空かず、待ちにまって、やっと今日入院できたというわけです。

この6週間の長かったこと。
ガンの告知を受けた本人が一番つらいのはもちろんですが、そばにいるものにとっても結構つらい日々でした。

連れ合いは、告知以降、ほとんど引きこもり状態で毎日を過ごしており、家族との関係だけでこの6週間を暮らしてきました。

つい、こちらも弱気になったりして、誰かに聞いてほしく救いを求めようとしてしまったわけです。
連れ合いは元の職場や知り合いの話のネタになるのを極端に嫌がっており、僕が頻繁に休む関係で職場の上司と同僚に話しただけになっています。

この6週間は、「夫婦」や「家族」というものを改めて考えさせられました。

今日入院し、来週末に手術。その後10日ぐらいで退院できるのではないかとのこと。順調に行けば今月末には退院できるようです。
退院してからがまたつらいのかもしれませんが。

わけのわからない長いメールになってしまいましたが、お許しください。
こちらは一方的でも話せてほっとするところあり、あなたの都合も考えず書いてしまっています。
また、書くことがあると思いますが、迷惑でなければお付き合いください。

では、また。

自分の胸の中にしまっておかなければいけないと思いつつ、それでも誰かに聞いてほしくて、退職したかつての同僚にメールを打ちました。
メールなので話しをしたわけではないけれど、それでもずいぶん楽になった自分がいました。
「何の力にもなれないけれど、メールを書くことで少しでも気晴らしになるのであれば喜んで。いつでも、いくらでも書いてください。お気遣いは無用です。」との返信が届いた。

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